剛志:(M)次の日から、小夏の姿を見ることはなかった

剛志:(M)小夏が住んでいた家の人から聞くと突然いなくなってしまったらしい。小夏の言う通り、小夏のいとこは心配している様子もなかった

剛志:(M)俺は小夏の言葉が頭から離れず、上の空になってしまった。だからすぐに彼女とも別れてしまったのだ

剛志:(M)そして今現在

れな:パパ〜。ジュースこぼしちゃった

剛志:もう何してんだよ。服脱げ

れな:にゃはは!びしょびしょー!

剛志:その笑い方も母親譲りだな

れな:お洋服脱げないー

剛志:はいはい

れな:うんしょ

剛志:………

れな:脱げたー!

剛志:………酷い傷だな

れな:んー?なにがー?

剛志:いや、なんでもない

れな:うん!

剛志:お前、その傷痛くないのか?

れな:これー?痛くないよ。

剛志:何をしたらこんな傷になるんだよ

れな:にゃはは。わかんないけどママが言ってたよ。痛いの痛いの飛んでけーって。だから痛くなくなったんだー

剛志:それで痛みが無くなったら苦労しねえよ。まあいいや、早く着替えろ

れな:うん!