「予知夢のこともあるけど、スカイ・ネイル封印には彼の力も今後必要になってくると思う。そこでだ。協力してもらうために会いに行ってもらえないかな」
「俺とルチルで、ですか」
「いや。一緒に行ってもらう人をつけるよ。さすがにまだ君達だけでは心配だからね」
その言葉に内心ほっとしたが、実践経験もない自分はまだまだ未熟者なんだと思い知らされる。
いつまでも誰かに頼ってちゃだめだ。
こんなんじゃ、戦い方を覚えたって何も変わらない。
自然と拳に力が入る。
フランは扉に向かって声をかけると再びゆっくりと開かれていく。
ずっと外で待っていたのか、がたいのいい男性がづかづかと中へと入ってきた。

