中に通され扉が閉じられる。 フランは椅子へと腰を下ろし机に両肘をつけ胸の前で手を組むと、真っ直ぐこちらに目線を向ける。 「君達に頼みたい事がある」 どうやら内容は昨晩のことではないらしい。 部屋の雰囲気のせいか、どこか緊張感が高まる。 「例の男の子のことなんだけどね。今朝目撃情報が入ったんだ」 「それは本当ですか!・・・あ、いや。捜索、していたんですね」 突然大きな声を出したために横にいたルチルは少し驚きつつも、フランは変わらず話を続けていく。