スカイ・ネイル



「昔そういう人がいたというのは聞きました。でもそれって」

「それは一人ではない。おそらく五人いるはずなんだ」

そんなに?
ということは、もし俺の中のこいつがそうだとして、他にあと四人同じ状況の人がいるってことか?

「ただ僕も全てを知っているわけじゃない。十五年前も機密情報として扱われていたからね。そして今回また同じことが起こっているのだとしたら、その五人を集めて誰かが力を使ってしまう前に封印しなければならない」

「・・・光の柱を見た次の日、精霊のような子が俺の中にいたんです」

「それは本当かい?」

そっと自分の胸に手を当てる。
しかし"それ"はあの日から全く反応が無い。