「この前聞きそびれてしまったんだけど、今聞いてもいいかな」
「なんでしょう」
少し間を置いてからフランは俺の胸に指を差す。
「君の中に神はいるか」
ドク、と心臓が跳ねる。
何故俺の"中"にいるこいつのことを?
まさか魔力か何か漏れ出していたのか?
いや、そもそもこいつが何なのかまだわかったわけじゃない。
「神・・・って、どういう」
「いや、違っていたらごめんね。予知夢で君ともう一人一緒にいたと言っていたよね。きっと彼もそのうちの一人だと思うんだ」
いまいち話についていけず困惑していると、フランもまた首を傾げる。
「あれ、もしかしておじ様から聞いてない?神器の話」

