ドクン、と心臓が大きく脈打つ。
そのせいで反応が遅れ、放たれた矢が右腕を貫いた。
なんだ、この感覚は。
まさかこの私が・・・いや、スカイ・ネイルを目前にして倒れるわけには。
この世界を、全てを手に入れるまでは・・・!
手にしていた大剣を左手で強く握りしめ、アレンめがけて振りかざす。
「ルサリィ!まだか!」
「待って、もう少しよ」
「貴様ら、まさか封印する気か!」
ここまできて、封印されては全てが水の泡になってしまう!
それだけは絶対にさせない!
「よそ見してんじゃねぇ!」
不意を突かれ、今度は矢が胸を貫いた。

