スカイ・ネイル



「ええと。今日は魔法についてやっていくね」

昨日のきっちりとした服装とは違い、動きやすそうな衣類に身を包んだレグは俺達にわかりやすいよう一つ一つ丁寧に話を進めていく。

「きっと不安はあると思うけど、一応魔力は誰しもが持っているものなんだ。だからそれを上手く引き出すことができれば君達も魔法を扱えるようになるよ」

「初耳だわ。あなたに出会わなければ一生知らずに過ごしていたかも」

確かに村で生活する分には必要ないのかもしれないし、そういった機会がなければ教わることもない。
本当に自分が使えるようになるのかとまだ想像もできないな。

「魔法にはいくつか属性があってね。基本的には火、風、水、雷、地の五つ。あとは傷を癒す治癒魔法。それぞれ呪文がいくつかあって、難易度も簡単なものから難しいものまである。難しければ難しいほど魔力もたくさん消費されるんだ」