レグは目をぱちくりさせながら何でしょう、と問いかける。
「レグは二人に魔法を。ソティアはリースに剣技を教えてあげてくれないか」
唐突な提案にいきなり何を言い出すのかと皆一瞬動揺したが、ソティアは空気の飲み込みが早いようで直ぐに了承した。
一方レグはまたわたわたと慌てて不安そうにしている。
「僕、魔法は得意ではないし、本当に必要最低限のことくらいしか教えてあげられないんですが」
「必要最低限でいい。今はまだ、ね」
じゃあそういうことだから暫くよろしくね、と言われその後そのまま俺達は解放された。
とりあえず明日までは自由にしてていいとのことで、俺とルチルは一旦城内を歩いてみることにした。

