光の元・・・。
あの時見た光のことだろうか。
「ザンスカールか・・・ここから随分遠いな」
「そうですね。行って戻ってくるまでどれだけの日数がかかるか・・・って」
レグは俺達に気付いてか急に慌てて姿勢を正し、ぺこりと一礼した。
「お話を割って入ってしまい申し訳ございません。私はレグ=アートルムと申します。フランさんのお客様、ですよね」
「ああ、いや、俺達は」
返答に困っているとその様子を見てフランはふっと笑った。
「彼はリースで、彼女はレクアさんの孫のルチル。ちょうどいい。君達に頼みがある」
「頼み・・・ですか」

