スカイ・ネイル



途中でルチルとも合流し、一階にある広間へと辿り着いた。

「す・・・ごい」

思わず語彙力がなくなる。
とてつもなく高い天井に、大きなアーチを描いた吹き抜けの壁がいくつも連なっている。
すぐそこは中庭・・・だろうか。
草花が太陽に照らされて美しく揺れている。
外装はわからないが、城内は白色をメインに使われているようで外の景色がまた映えている。

ここにいるだけで心が癒えていくようだ。


すると自分達が来た方から一人の男性が歩いてきた。

「ごめん、またせたね」

そう言って胸の前で軽く手を上げながら優しい表情でこちらに挨拶をする。
スラっとした身は紺色のジャケットにぴっしりと包まれ、襟元にはさり気なく金の装飾が施されている。
青髪ショートのサラサラヘアで、男の俺でも思わず見惚れてしまっていた。