「ここはっ・・・?!」 勢いよく起き上がると、やはりここは自室ではない。 見たことのない部屋の装飾に大きな窓。 まるでファンタジーで出てくるかのような造り。 「よかった!目が覚めたのね」 声がする方に振り向くと、赤髪が綺麗な女の人が安堵した様子でそこにいた。 もしかして、ずっとついてくれていたのだろうか。 段々と記憶が蘇る。 歩き疲れて、城の前で気を失って。