その問いにまた言葉を詰まらせつつも、胸の前で両手をきゅっと握りしめると意を決したかのようにギルにしっかりと向き直る。 「私も、行く!」 「決まったようじゃな。さあ、支度をするぞ」 そういうとギルじいさんは俺達の荷造りを始めた。 どうしても不安が残るが。 「カナルバです。よろしく」 シャランと杖を揺らしながら無表情のままの彼女はこちらにぺこりと一礼する。 「ど、どうも」 自然と俺も一礼しレクアさんに視線を送る。