「こんなところに隠れていたとはな。・・・・・・で、あれはいったいどうやったんだ?」
声のする方へ振り向くと兵士を数人引き連れた男がそこにいた。
格好からして、彼はノワール城の関係者か・・・・・・?
「お前はっ・・・」
「知ってるのか?」
レイは首を頷かせると鋭い目つきでその男を睨む。
「君は・・・この間の。聞いた話によるとパーティを離脱していたようだけど、まさか一緒にいるとはね。これは運が良い」
もしかして、リースの言っていたフードの男。
相手は兵士含め・・・・・・六人か。
ここへ来たということは、やはり・・・。
「あなたは、ノワールの第二王子に当たる者か?」
「おっしゃる通り。俺はノワール国の第二王子、ガレット。どうもうちの国は神に見放されているようでここ数年不運続きでね。王女に続き今度は百と近い兵士が消息不明となった。・・・・・・君たちはきっと知ってるんだろう?何が原因でそうなったのか」

