何か気に食わないのか口をへの字に曲げたままこちらを睨む。
あまりその辺は触れられたくないのだろうか?
打ち解けるには少々時間がかかりそうだ・・・。
「・・・・・・俺にだって、理由の一つ二つはある」
「・・・それは、僕らには話せないこと?」
「話していったい何になる・・・・・・っ!」
突然辺りの木々がざわめき始める。
何者かの気配を感じ取り、辺りを見回す。
誰かがここへ近付いている・・・・・・?
一羽の鳥が薄暗くなった空を飛び立っていった。
「あれは・・・」
「召喚獣か」
フランは剣を手に取りその場を立ち上がる。
背後を取られぬよう後ろはレイが警戒する。

