スカイ・ネイル



地質調査をしている研究所へ足を踏み入れると変わらず白衣姿で働く彼がいた。

何故だか俺が来ることがわかっていたのか笑みを溢すと手にしていた物をこちらに見せた。



「ついにこの時が来た」



それは俺もよく知る物だった。

嫌な予感は的中してしまったようだ。



何故ここに?


どうやって?


それよりも・・・・・・。


「まだ諦めていなかったのか」


「諦める?この世にこれが存在する限り、手に入れないわけにはいかないだろ?」



十五年前、それの取り合いで体の半分を失いかけたというのに。
欲というのはそれまでも忘れさせてしまうのか。




「俺は必ずこの世界の頂点に立つ。

この石・・・・・・スカイ・ネイルの力で」