ーーーこのままだと、まずい。
頭のどこかでそう囁く自分がいる。
しかし何としても止めなくては。
ノワール国王が何故ここまでカメリアに恨みを持ち、今も尚おじ様を狙うのか理由はわからないが。
普通に考えるとするならばスカイ・ネイルの力を使うのに必要な神器を持つ者を集めていたのを知っているのなら、自国より力をつけカメリアが大きくなるのを恐れたか。
それとも何か誤解しているのか・・・・・・。
どちらにせよ、コバルト国に彼らを行かせるわけにはいかない・・・・・・!
「くっ・・・・・・!」
気がつくとリースの姿は確認できなくなり、完全に兵に囲まれてしまった。
時々感じる魔力から無事であることは把握できるが、こうなると助けに行くことは難しい。
早くなんとかしなくては・・・・・・!

