「えっ・・・今、しゃべっ・・・」 しまった。 思わず言ってしまった。 けれど何故か君は嫌な顔をするどころか、いままで見たことないくらい嬉しそうに微笑んだ。 わからない。 君という人間も。 でも、不思議と嫌な気はしなかった。 その日から俺は少しずつ食事を摂るようになった。 痩せた手足。 長く体を動かしていなかったからか、歩くのも最初は一苦労だった。 食卓に顔を出せば、ギルじいさんはもちろん。 ルチルも満面の笑みで迎えてくれる。