「ソウおじさんたらね、根っこを思いっきり引っ張ったらずりこけちゃって!それと同時に野菜が宙を舞ったの。それがほんと可笑しくて」 この子が俺に話し続ける理由も。 よくもまあ飽きないものだ。 おかげで外に出なくとも集落の情報はだいたい把握している。 「それでね、おじいちゃんたら・・・」 ほっといてくれたらいいのに。 何が面白い? 何が楽しくてそんな顔をしていられる? どうして。 「何故君はいつも笑っているの」