「まあ、簡潔に話すと無事封印することは出来たんだがな。どうやらそれが解かれてしまったらしい」
「ねぇ、話は少しそれるけど私あまりその時のことは覚えていなくて。おじいちゃんに側近なんていたの?」
その質問に微妙な顔をしつつレクアに視線をやると話してあげなさいと言うような表情で小さく頷く。
「昔は国を背負ってた身じゃ。さっきの男、シェイドが言っていたように神器を宿す者と関わりがあったがために何かを企んでるんじゃないかと疑われてな。・・・国を守りきれなかった自分が情け無い」
その言葉で全てを悟ったルチルは言葉を失った。
スカイ・ネイルがギルじいさんの手に渡るんじゃないかと噂が流れ、手に入れようとしていた奴等が手を組み国を襲った、ということだろうか。
それで身を隠すためにこの地で生活を。
もしかしてルチルの両親はその時に・・・。

