「!」
「信頼しているから。・・・・・・ルチルを頼んだよ」
そう言うとフランは背を向け走り出した。
一人でいったい何人を相手にするつもりなんだろう。
フランは俺よりも強い。
そんなことはわかってる。
わかってるけど・・・・・・っ。
「信じることも大切よ。私だって力になりたいけど・・・、今はここから離れましょう」
ルチルに腕を引かれ、今自分がすべき事を整理する。
「・・・・・・そうだな」
フランに言われた通り、先に進もう。
「ピケ、ありがとな」
片手を上げ、それを見たピケはまたぺこりとお辞儀をした。
一先ず、次の目的地である街を目指す。
そこに辿り着く頃にはフランが追い付いてくるといいんだが・・・・・・。

