スカイ・ネイル




「ねぇ、もしかしてカメリアが他国に狙われた理由って、まさか・・・・・・」


「そんなっ・・・」



そんなことってあるのか?



「とにかく!早く向かってください!」


「ま、待て。兵の数はどのくらいなんだ?数人であればコバルト国にも対応できる戦士はいる」


「いえ・・・。か、かなりの人数でした。急な命令にいても立ってもいられなくなってしまったので、ついフランさんたちを追いかけてっ・・・」



「行こう!フラン、このままじゃ・・・」



このままじゃまずい。


コバルトにいるフランさんが写し身だということもばれてしまう。


一刻も早く向かわないとっ・・・。



「いや」


「・・・フラン?」






「僕一人でいい」





予想もしていなかった返答に更に脳が混乱する。


何を言ってるんだ?

国が危ないくらいの規模の兵をどう一人で対処するっていうんだ。


それに・・・・・・。



「急に他人ぶるなよ。俺たちも一緒に行く」



ここまで来て、せっかく打ち解けたと思ったのに。