スカイ・ネイル




「とりあえず皆席に着こう。リースも今日は休むといい」


やがて村の人達は解散し、レクアさんも戻ってくると俺達は朝食時のようにテーブルに着いた。
また少し重たい空気が流れる。

「・・・二人はスカイ・ネイルを知っているかね」

「いや・・・」

「私も詳しいことは・・・。ただ、昔それのせいで戦争が起きてたわよね?」

戦争・・・。
さっきあの男が言っていた十五年前の出来事だろうか。

「辛い過去を思い出させるようで申し訳ない。出来れば話さず、このまま去りたかったんだが」

「え、縁起でもないこと言わないでよっ」

ふう、とまた溜め息を吐くとギルじいさんは視線を下に落としたまま話し始めた。