スカイ・ネイル




「今回担当させていただきます。使用人のピケと申します。お困り事がありましたら何なりと申し付けください」


「担当・・・?私たち専門のお手伝いさんなんですか?」


「はい。ノワール城での滞在期間中、お客様には快適に過ごしていただくために使用人を着かせていただいております。・・・では、この後温かいお料理なども運ばせていただきますので少々お待ちください」


ぺこりと頭を下げピケは厨房の方へと歩いて行く。


「ちょっと、驚きだな」


「まだご飯が運ばれてくるなんて・・・」


「ルチル、そこじゃないだろう」






目の前には豪勢な夕食。


コバルト国にいた際もなかなかに豪華ではあったがここまで種類も豊富ではなかった。

比べているつもりではないが・・・・・・。


「このお料理もピケさんたちがお作りしているんですか?」

「いえ。専属の料理人がおりますので。私たちは配膳と片付けを任されております。それから使用人に敬称、敬語は不要です。どうぞ気軽にお話しください」