スカイ・ネイル




「・・・リース、僕、そのうちの一人を知っているよ」


「えっ・・・」


「アレン。彼はカメリア国の住民だ。よく鍛錬場にいるのを見かけていた」



「なに、其方はカメリア国を知っておるのか。・・・・・・しかしその年で見かけていたというのはいささか信じ難いが」


バルデの指摘にフランは一瞬動揺したが直ぐに自分はカメリア国王の遠い知り合いに当たると誤魔化した。

それでも辻褄が合わないような気がしている国王にルチルは慌てて助け船を出すとなんとか話を切り抜ける。




「おお、そうだ。思い出したぞ」



そう思ったのも束の間。
まさかコバルト国のフランを知っていて、ここにいるフランと同一人物だと言うことがバレたのか・・・?

そうなれば一気に信用が無くなりここを追い出されかねない。


いや、いっそのこと一から全て説明すれば納得してくれるんじゃ・・・・・・?



「あ、あの!決して俺たちはっ・・・!」