するとある日ステラから提案が上がった。
「私、ずっとやりたかったことがあるんです。お父様はきっと反対されるでしょうけど・・・」
それは迎えが来るまでの間、精霊が所持する神器を使い人助けをするということだった。
周りによく気が回るステラは困っている人を放っておけない性格で、出来ることならば全てを解決したいと心から願っていた。
今ならそれができるというのだ。
だが、それがどういった力なのか。
またスカイ・ネイルについての話も聞かされると私は娘を止めていた。
今すぐそいつを追い出せぬのかと。
ーーー
「・・・ステラさんには風属性のハルモニアが宿っていましたよね」
「ああ。・・・強大な力を手にしたとはいえ、どれ程の力を消耗し、身を削るのかと考えると私は賛成出来なかったのだ」

