スカイ・ネイル



「・・・それで、訳あって今こうして三人で旅をしていて・・・。信じてもらえるかどうかわかりませんが・・・・・・いるんです。ステラさんと同じものが、俺と、フランの中に」


眉をぴくりとさせ、先程までなかったフィーユの表情が険しくなる。


「それは・・・もし嘘だった時、君たちの安易な発言のせいでコバルト国の信用が無くなりかねないけど。もちろん、話をした上で出てきているんだよね?」


首を縦に振ってみせるとフィーユは少しの間考え込んだが、どうやら信じてくれたようで体を方向転換させ足を前に進めた。



「・・・勘違いしないでもらいたいんだが、元々ノワールは争いを好まない。よほどの理由がない限り相手に手を出すことはない。・・・・・・ただ、あまり姉の名は口にしない方がいい」


「・・・・・・わかりました」


「着いてこい。城へ案内する」