すいません、と頭を下げリースたちは椅子から立ち上がり家を出ようとするとタクトの一声によって引き止められる。
「ここを出たら、どこへ向かうんだ」
返答に困っているとフランが間に入り話を返す。
「見ての通り僕たちはまだ子供。安全をとって街を転々とするつもりだけど」
「そうか・・・・・・。じゃあ、お前たちはもう情報も集まってんだな」
「いや、それがまだで・・・。僕たちもいろいろ試行錯誤しながらその場所へ向かってるとこなんだ」
「そうなのか?だったら、ノワール国へ行くといい。あそこの城の一家なら心良く教えてくれるだろう」
ノワール国・・・・・・?
ルチルとフランがいた国の名前とは違う。

