「ありがとう。気持ちはとても嬉しいわ。けどその魔法、だいぶ体力も消耗するでしょう?私の方は頑張って治していくから大丈夫よ」
「え、何故それを・・・」
「私たちだって何も知らないわけじゃないのよ。それくらいの知識くらいはあるわ。だから、心配しないでちょうだい」
息子にはまだ暫く助けてもらわないといけないけどね、と言い申し訳なさそうにタクトの方に顔を向ける。
「俺の母さん、こう見えても頑固なんだ。あんたの気持ちはありがたく受け取っておくよ」
「そ、そうですか・・・」
しょんぼりする彼女の肩をリースが軽く叩いてやる。
「すみません。家の修理も手伝いたいんですけど、そろそろナギさんたちのところへ戻らないと」
「いいのよ、そんな気にしなくて。二人でこれから直していくわ」

