「いや、十分だ。なんとお礼を言っていいか・・・」
「そんな!巻き込んだのは俺たちの方なのに」
タクトはまだ熱を帯びている肩をさすりながらじっとリースの方を見る。
「そういや、お前・・・・・・リース、といったか。持ってんだな、神器とやらを」
「えっ、あ・・・いや。あれは、その・・・」
「隠さなくてもいいさ。・・・・・・もう、やめる」
言っていることが理解出来ず返しに困っていると、気が抜けたかのようにタクトは表情を緩めポツポツと話し始めた。
「実は、俺も探してたんだ。スカイ・ネイルっていう石を」
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