「お疲れ、リース。・・・と、言いたいところだけど」 「ま、まだ何かあるのか」 「うん。二人を手当てしなくちゃ」 そうだ。 タクトさんは肩をやられて、お母さんの方は足が悪いって言っていたな。 それに、家の方も・・・。 「応急処置は出来るんだけど、完治するまでに相当な時間がかかりそうなんだ。治癒魔法で癒せればだいぶ短縮できそうなんだけど。このままだと生活に支障が出てしまう」 それに反応してかルチルは涙を拭い顔を上げた。 「それなら、私がっ」