「きゃあああっ!」
「ルチル?!」
細身の剣が二人の首元にひたりと当てがわれ、彼女は既に正気を失っているようだった。
ユノは自分の置かれている状況をやっと理解してきたのか瞳からは涙が溢れ落ちる。
「っ二人をどうするつもりだよ!」
「不思議な事を聞く。ああしなくては人質の意味がないだろう。成立しなければもちろん命はない」
「っ・・・!」
どうしたらいい。
神器は絶対に渡すわけにはいかない。
それに、タクトさんとタクトさんのお母さんも安全な場所へ移動させないと・・・!
「二人なら問題ない!」
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