「なんだ、この魔力は」
ガラスの剣を手にするとリースは直ぐにザノスとの距離をつめ勢いよく剣を振り翳していく。
それが相手の剣によって防がれると甲高い音が辺りに響き渡った。
通常のガラスなら簡単に割れてしまうのだろうが、よほど頑丈らしくびくともしない。
「変わった形の剣を使うな。今、魔法でそれを召喚したのか?」
「そう、だと言ったら・・・っ?」
ギリギリと互いの剣を押し合い、このままだと力の差で振り下ろされる事を察したリースはなんとかそれを薙ぎ払い一旦後ろに下がる。
「まさか、それが神器か?・・・・・・試してみる価値はあるか」
ザノスが合図を出すと、後ろで控えていた兵士たちがリースに向けて一斉に矢を放った。
「リース!!」

