「いかにも。さて、何の用かね」
「昨晩、どうやらスカイ・ネイルの封印が解かれたらしい。あんたなら何か知ってるんじゃないかと思ってね」
男の言葉にギルは目を見開いたが、動揺はせずゆっくりと言葉を返していく。
「残念ながら情報は何もない。去ってくれるか」
「それは困るなあ。こっちは夜も眠らずここまで来たってのによ。十五年前、神器を持つ輩を引き連れてたあんたなら何か知ってるだろ?解除したのが誰かとか推測つかねぇのか」
「悪いが封印した時点であの時のことは終わった。それ以外の事は何も知らん」
さっきからギルじいさんとこの男は何の話をしているんだ。
スカイ・ネイル?
封印?
十五年前って・・・、俺の記憶にはない、過去。

