「俺に何の用だ」
「君がタクトか・・・。我が名はザノス。スカイ・ネイルのことは知っているだろう?それがザンスカールにあることも」
こいつら、スカイ・ネイルを狙っているのか?
だからって何で二人を人質にとる必要がある?
「夜が明ける前、この街の前を通りかかった時に偶然にもあの子供らと鉢合わせてね。君ならいろいろ知っていると言ったんだ」
そう言ってユノの方に視線を向ける。
「・・・・・・そういうことかよ」
小さく溜め息を漏らしながら話してしまったことに多少後悔しつつ、この後起こるであろうことを頭に過らせながらも話を進めていく。
「で、情報を仕入れるためにわざわざ人質を取ってまでしてここへ来たのか」
「その通り。現在ザンスカール周辺は住民達が道を塞いでいるがために街へは入れなくなっているらしい。強行突破も考えたが、こちらの被害を最小限に抑えるために街へ入るためのキーを探すことにしたんだ」

