スカイ・ネイル







「ルチルとユノくんがいない?!」




それを知ったのは朝日が昇り朝食を取り終えたあとだった。
なかなか部屋から出てこない二人を起こすためナギさんが様子を見に行ったのだが、そこに姿はなかった。
ただ荷物もそのままだし、いったいこれはどういうことなんだ?


「散歩に行っているとか・・・?」

「それだと私たちが気付いてるはずよ。家の出入り口は厨房から見えるもの」


だとしたらナギさんとラウドさんが起きる前から既にいないことになる。

どこかで休憩しているうちにそのまま眠ってしまったとか・・・?
少し、あり得る。


「俺、探してきます」


リースは椅子から立ち上がると宿を出た。
続いてフランも立ち上がり、二人に軽く頭を下げてその後を追った。