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しばらく歩いていくと岸壁沿いに建ち並んでいる街が見えてきた。
何故か少し寂れたような雰囲気はどこかデザイアを連想させる。
しかしここは緑も少ない。
歴史が長いからそう感じるだけなのか、辺りには年季の入った建物がいくつもあり、一昔前の時代にタイムスリップしたかのような感覚に襲われれる。
一先ず宿を探しつつリースたちは街を歩いていく。
プロスペリティのような賑わいさえないが、住民の表情を見る限り皆穏やかな印象でたわいもない会話をしていたり、商いで談笑したりと何不自由ない生活をしているようだ。
「あら、旅のお方?随分と若いのね」
ふと一人の女性が物珍しそうにこちらを見ながら声をかけてきた。

