スカイ・ネイル




「側から見たら僕たちは三人の子供だ。なるべく野宿は避けたい。ザンスカールへは街や村を転々としながら行きたいんだけど、まずは治安も良くて一番近いプロスペリティが最適かと思って」


オルト等が通ってきたルートは必ずどこかでキャンプする必要があり、いろいろ考慮した上で人がいる場所に拠点を移して進んでいくという方針だ。



プロスペリティ・・・・・・。

行くのはあの日以来だが、当然レイはそこにはいないんだろう。



心の奥に後悔を滲ませながら進んで行く先を強く見つめる。






俺は、弱い。



多少は進歩しているのかもしれないけど、全然足りない。


もっと、もっと強くなって・・・・・・あいつに頼りないとか言われないくらいに。





強くなって。
そしたらきっと対等に話せるはずだ。







「・・・・・・」



硬い表情のリースに二人はなんとなく察しがつき、そのことには触れず今後の話を進めていった。