スカイ・ネイル



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一夜明け、それぞれに支度をし終えたリース等は誰かに見つからないよう城を抜けて国の外まで来ていた。



「それじゃあ、行ってくる」



見送りに来てくれたソティアとレグは小さく手を振り、三人が見えなくなるまでその場を動かなかった。




フランはやはり心配なのかいつもより表情が曇っている。



「・・・コバルト国は、平和な国ですよね。きっと大丈夫なんじゃないでしょうか。一昨日はその・・・・・・俺のせいで、あんなことになってしまいましたが」


「敬語」


「え、あっ!す、すいま・・・・・・ごめん」

「ふっ」


一々言葉に戸惑うのがなんだか可笑しくてつい笑ってしまった。


「空気を悪くしてごめんね。それに一昨日のはリースのせいじゃないよ。急に襲ってきたあいつらが悪いから」

「でも・・・」

「フランさんの言うとおりよ。気にするのは良くないわ。ところで、とりあえずプロスペリティに行くのよね?」


ああ、と返し歩を進めながら今後の行き先を確認する。