「でも、フランさんが二人いるのはまずいんじゃないでしょうか」
『それなら今の君の姿も変えちゃえばいいよ!なりたい姿があれば鏡に見せて。さっ、リース!呪文を唱えて!』
半分話についていけぬまま、リースは言われたとおり呪文を唱えスペクルムを召喚する。
「アンヴォカシオン・・・・・・スペクルム!」
すると神々しい光とともにそこまで広くはないこの部屋の中央に大きな鏡が出現した。
『ものは試しだよ。何かなりたい姿はないの?』
なりたい姿・・・。
急に言われても思いつかないが、ちょうど引き出しの奥の方に青年時代の写真が眠っていたことに気がつきそれを手に取るとスペクルムに映した。
『それじゃあ、いくよ』

