スカイ・ネイル



レイのこと、その寸前にフードを被った男に襲われたことを話すとそうか、と言葉を漏らす。


「これは推測だけど、その男は多分、ステラの身内じゃないかな」

「身内・・・?」

「そう。例えば、兄弟・・・とかね」


なるほど。
確かにそれなら納得がいく。
だけど、またあの時のようにレイ自身が狙われなければいいのだが・・・。


「大丈夫。彼は相当強いよ。それに君たちのことも受け入れようとしていた。・・・きっと大丈夫」


また、話してもいないのに。
どうして考えていることがわかってしまうのだろう。

・・・・・・そうだ。
わかってる。
レイは俺なんかよりもずっと強いことなんて。

信じていれば、きっとまた会えるって。





「・・・・・・フラン、本当に国を出るの?」


心配そうな表情を浮かべるソティア。

腕を組み椅子の背もたれにもたれかかると難しい顔をする。

「問題はそこなんだよね」