「そしてまだ見つかっていない神器は雷、地・・・・・・。その、ネオンという男が雷の神器を所有している可能性が高いというわけか」
ザンスカールは今現在神器保持者以外は中に入れない状況にある。
それがもしスカイ・ネイルの力を使うことに関係があるのならば話をしてもこちら側の要望が受け入れられない可能性もある。
コバルト国からかなり距離があり、神器を持っているとなると多少なりともリスクも考えなければならない。
彼の取っている行動の理由が俺たちと同じで、心良くスカイ・ネイル封印に賛同してくれるのであればいいのだが・・・。
するとオルトが誰かを探すようにきょろきょろと辺りを見渡す。
「ところで・・・・・・その、風の神器を持つ者の姿が見えませんが」
心臓が少しだけ音を立てる。
恐る恐るフランさんの方を見ると目が合ったが、何と無く事を察しているようだった。

