スカイ・ネイル



それを見るなり目を輝かせ、嬉しさのあまり心の声を漏らしながら目を細めてにこりと微笑んだ。


「ありがとう!このレモンティー大好きなのよ。あなたはいい弟子だわ」

「いつもお世話になっていますので。それに、それは元々ソティアさんに頼まれていた物ですし」

「頼んでも忘れて帰ってきちゃう人もいるのよ。そしたらその度に予定が空けられなかった自分を恨むの」

私が行けば絶対にあの店に寄って帰るのに。と言葉を続けながら本来の目的を思い出し、大事そうに受け取った紅茶を手にしながら先へと步を進めた。




扉の前まで来ると数回ノックをし、ゆっくりと開ける。
静かな中フランさんとレグさんはそれぞれ書物や書類の整理をしていた。
こちらに気付くと当の本人は視線をこちらに向ける。