ふわりと彼女の頭に手を置くと、どうしたのかとこちらに顔を上げた。
「ルチルをおいてどこかへ行ったりなんかしない。・・・・・・約束する」
俺は頬を緩ませ笑ってみせた。
その言葉を聞いて安堵したのかルチルもまた優しく微笑んだ。
・・・のだが、だんだんと彼女の顔が林檎のように赤らんでいく。
「ルチル?どうした・・・」
「わっ!私っ、部屋に戻るね!また明日っ」
そう言って慌てるように部屋を出ていってしまった。
「・・・俺の顔、なんか変だったか?」
『君って人は・・・』
空中で寝転びながら肘をつき、手に顔の重心を預けたまま呆れたように見下ろすスーラ。
少しでも不安を取り除くことができたのならいいのだけれど。

