「いただきます」
カリカリのベーコンと半熟卵がのせられたパンケーキにミニサラダが添えられており、別で温かいスープも用意されている。
卵を割りそれらを一緒に口に入れればなんともその甘辛さが癖になる。
「今日は私が焼いたのよ」
美味しいでしょ?と言いたげそうにこちらの様子を伺うとギルじいさんとレクアさんは優しく微笑む。
「だいぶ上達したわね。最初は生地作りもままならなかったのに」
「お、おばあちゃんそれは言わないでってば」
「ふふ」
何気ない日常。
この光景はいつ見ても、なんというか。
不思議な感覚だ。

