その人物は・・・・・・。
「フラン・・・さん?」
「ごめん、隠すつもりじゃなかったんだけど」
いつもとは違う大剣を手にした彼は申し訳なさそうに小さく謝罪した。
俺のように呪文を唱えるとこもなく意思で炎を操れるのか、みるみるうちに侵入者たちの周りを包み込んでいく。
「これ以上は、この国の王である僕が許さない」
ジェオルジに剣を向けそう告げると彼はふっと笑いを溢した。
「君は相当魔力のコントロールが上手いらしい。全く気が付かなかったよ。・・・・・・ライア、一旦引こう」
「はあ?!正気かよ!」
両手を上げ、皆に戦いを止めるよう促すとフランもそれを受け入れ神器の魔法を解いた。

