「リースっ?どうしたの?」 「・・・いや」 だんだんと呼吸が浅くなっていくのを感じながら、前方に目を向けるとあの時の召喚獣、ニィが俺の前に立ちはだかっていた。 「今度は、君に当てる」 弓を構えるとニィはまた光の矢を出現させる。 『リース!神器を使うんだ!僕の後に詠唱して』 詠唱・・・? 「っ・・・わかった」 ニィの弓矢を握る手に力が入る。 ルチルは呪文を唱えようとするが、俺の周りを不思議な魔力と光が包み込んでいく。