すかさずソティアも細身の剣で対応し、レグもなんとかそれを防ぐべく力を尽くすが破壊し損ねた矢がついに彼の左肩を掠めた。
痛みに顔を歪ませるがそれでも相手を目で捉えたままぐっと堪える。
「スズ!」
ライアがそう呼ぶともう片方にいた召喚獣は指の間にいくつものナイフを挟み持つと、目に見えぬ速さで標的らに狙いを定める。
コバルト国側の兵士たちはすぐに防御態勢をとるがその刃の速度に間に合わず彼らに的中し、無惨にも血飛沫が辺りを赤く染める。
何が起こったのかわからない兵士らは崩れ落ちるようにその場に倒れ込んでいく。
「みんな・・・!!」
「よそ見はよくないねえ」
その隙に距離を詰めていたジェオルジはフランに猛炎の火を放つ。
「くっ・・・!」
だめだ、避けきれない・・・!
「アクア!!」

