ーーー 大きく振り翳された剣を、重心を後退させギリギリのところで躱わしていく。 相手もそれに反応し直様こちらに刃を突きつける。 咄嗟の判断でそれを自らの剣で防ぐと金属の擦れる音が辺りに響き渡った。 「あなたたちの目的は何だ」 「・・・っは、わかってんだろ」 リーフグリーンの髪色をした彼は剣を交えたままうすら笑いを浮かべた。 「神器とやらを持つ少年がこの国にいるだろう。そいつを差し出せばこれ以上手は出さねぇ」