「大丈夫よ。きっとここの国の人たちは暴動なんて起こさない。あなたについてきた人たちなんだから、そんなことは望まないと思うわ」
「そう、だね」
ソティアにそう言われると不思議とそう思えてくるが、こんなことで考え込んでいるようではまだまだだ。
もし今後何が起きようと臨機応変に対処し、皆の安全を第一に僕が先陣を切っていかねば。
あの時のようにならないように。
「そういえばソティア、僕に用があったんじゃないのか?」
「えっ?あ、用・・・というか、様子を見に来ただけというか」
語尾がどんどん小さくなり、察したレグは笑いをこぼした。
「たっ、大変です!!!」
いきなり扉が開かれ、一人のコバルト国の兵士がフランの元へ駆けつけてきた。

