「また考え事かい?よかったら聞いてもいいかな」
「・・・なかなか、上手くいかなくて」
「それは戦闘技術?それとも、人間関係?」
先程の会話を聞かれていたのか、何かを察しているようにフランは問いかける。
ソティアさんといい、二人は何故こうも簡単に隙間に入り込むのが上手いんだろう。
「最近は思い悩む事が少なくなったんです。きっと、彼等に出会ったから」
「それは良い事だね」
「けど、わからないんです。どう接したらいいのか」
相手の敷地に足を踏み入れようとすると、入ってくるなと言われているかのように分厚い壁を張られてしまう。

